2010年11月04日
石臼の怪我 その2
今日は、製粉工場の作業員さんに高い所から落とされ、
大怪我をおってしまった石臼の施術の日、
石臼の天場から石を摘出し、怪我の部分に移植しようと考えたのだが、
安曇野市の石材問屋に、安原石の端材をもらう、
人間であれば、臓器移植と言ったところだろうか。


赤線部分の切除は、

オフカットにて切り込みを入れ、


そしてボーリングにて、均一の深さに穴あけ、


ダイヤモンドカッターにて、粗取り、ダイヤモンドカップにて、平らに仕上げる、


ダイヤモンドカップでは取りきれない隅を、エアーハンマーにて加工、
もらった石を、切除した部分に合わせ切削、
< 写真撮り忘れ >

エポキシ接着剤にて切削した石を接着、


目地はセメントにて、(樹脂系接着剤より、セメントのほうが人体に無害なので)


セメントは、水分が乾燥して硬化するのではなく、
水との科学反応にて硬化する、
なので、水分が蒸発しないように、ティッシュ、布にて養生、
そして毎朝晩、水を補給して、、、
一週間も置けばいいかな?
今日の作業はここまで。
大怪我をおってしまった石臼の施術の日、
石臼の天場から石を摘出し、怪我の部分に移植しようと考えたのだが、
安曇野市の石材問屋に、安原石の端材をもらう、
人間であれば、臓器移植と言ったところだろうか。

赤線部分の切除は、
オフカットにて切り込みを入れ、
そしてボーリングにて、均一の深さに穴あけ、
ダイヤモンドカッターにて、粗取り、ダイヤモンドカップにて、平らに仕上げる、
ダイヤモンドカップでは取りきれない隅を、エアーハンマーにて加工、
もらった石を、切除した部分に合わせ切削、
< 写真撮り忘れ >
エポキシ接着剤にて切削した石を接着、
目地はセメントにて、(樹脂系接着剤より、セメントのほうが人体に無害なので)
セメントは、水分が乾燥して硬化するのではなく、
水との科学反応にて硬化する、
なので、水分が蒸発しないように、ティッシュ、布にて養生、
そして毎朝晩、水を補給して、、、
一週間も置けばいいかな?
今日の作業はここまで。
Posted by 石工職人ヤマグチ at 00:03│Comments(0)
│石臼のはなし