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石工職人ヤマグチ
石工職人ヤマグチ
長野市にて山口石材店を営む石工職人、
なんちゃって彫刻作家として活動。
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2010年03月29日

製粉機自作その4

石工職人ヤマグチは、今日はちらつく雪の中、なんちゃって溶接工。

ウチにはウェルダーという、ガソリンエンジンに発電機が付いてて、金属の溶接ができる、
石屋にはもったいない機械がある。

数年に一回お世話になる機械、なのでバッテリーが上がっていて、充電。

しかし、いざエンジンを始動してもエンジンは回らず、キャブレターを分解清掃、
溶接以上に大仕事となってしまった。

溶接の本職の人は、どのようにアングルを箱組するのか解らないが、
オイラは、石の板の直角辺を基準に、アングルと石板を動かないようにクランプで締め付けて溶接、

だが、溶接が終わって、クランプを外すと、なぜか直角が出ていない。

理由は簡単、子供でも知ってる事だが、鉄は熱くなると膨張、冷えると収縮する。



<本職の人は、溶接による鉄の伸縮をどのように克服しているのだろうか?>



<なんとかごまかしながら、溶接作業も終了、精度もそこそこ良い>


だが、強度がない、フニヤフニャで、もっと太い材料を使えば良かったと、後悔。

でも作ってしまったものはしかたがない。

剛性不足は、筋交いをするか、もしくは回りをコンパネで固定すれば解決できるものだと信じたい。

骨材には錆防止のため、油の皮膜で被われていて、塗料が乗らないとどこかで聞いた覚えがある。

なので、サンドブラスにて、表面を軽く粗し、

ホームセンターの198円のスプレーにて塗料。



剛性不足だが、見栄も精度もよく、かなり満足。

石工場職人ヤマグチは、溶接工に転職できるかも。。。
  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 23:51Comments(1)電動石臼製粉機自作

2010年03月28日

長野美術研究所 作品展

石工職人ヤマグチは、今日は長野美術研究所 作品展を見に、北野美術館別館 北野カルチュラルセンターへ、

毎年、冬場の数日、北野美術館さんへ絵画の架け替えのアルバイトに呼ばれるのだが、

この冬は呼ばれず、半年ぶりに来館。

普段は巨匠の作品が並んでいるが、

今日は専門学生の作品展ということもあり、館内は明るく若々しい雰囲気。

それでは、お気に入りを紹介
(今回のお気に入りとは、5秒以上目が止まった作品である)



<油絵の具でアニメチック・・・新鮮に感じた作品>



<さすが美大志望の学生さん、基本のデッサンも上手>



<         (゚о゚)         >



<今日が展覧会最終日なのに、まだ看板を制作中>


まだまだお気に入りがあるが、UP面倒なので・・・


北野美術館 総務局長 清水さん、コーヒーご馳走さま、
また遊びに行きます。  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 14:59Comments(0)展覧会鑑賞

2010年03月27日

腐れ縁

石工職人ヤマグチは、昨日、山の上にある霊園へ墓地の寸法を測りに、

その帰り、h石材へぶらりと遊びによってみた。

h石材店は、兄弟で仕事をしていて、そこの3男とオレは、切っても切れない間柄、

俗に言う「腐れ縁」なのである。

オイラは、その彼のことを「大将」と呼んでいる。

大将とオイラは、18年前、愛知県岡崎市の職業訓練所で知り合い、同郷の好もあり意気投合、

丁稚奉公先の事業所こそ違ったものの、週末になれば、オイラの部屋で酒盛り、

そしてそのまま泊り、朝飯を食べて夕方帰るという、半同棲生活?を送っていた。
(修行時代は、お互いに女っ気がまったくなかった)

なので、オイラの同期や後輩からは、「ホモ」と疑われたりもした。
(あくまで噂です)



大将は、オイラの幼馴染と結婚し、ウチの二軒隣にマスオさんとして奥さんの両親と住み、
お互いの子供も同じ年。

なので、幼稚園の飲み会も一緒、夜暇なら近所の居酒屋へ、

なんだかんだ、毎週一緒に飲んでいるかも・・・

毎週飲んでいても、話は尽きない。

修行当時は、よく喧嘩もしたが、今ではお互い尊敬しあってるのか?

喧嘩もない。



<大将が今作っている狛犬>
大将は、狛犬を作れるので、オイラは尊敬している。



<大将は今朝の週間長野の表紙を飾りました おめでとう>
以前、オイラも表紙を飾り、表紙に載るノウハウも大将に伝授。

さて、今晩も大将と飲むかなぁ。
(絶対、決して怪しい仲ではありません)  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 07:20Comments(0)石工職人のプライベート

2010年03月23日

製粉機自作その3

石工職人ヤマグチは、石臼製粉機、動力部分の作成にとりかかる、

山口石材店の工場は、山口鉄工所と化した。

近所の鉄骨の資材屋にて、アングル、30㎜×3㎜を調達、
図面とおりに切断、



だが、しょせん石屋の持っている切断機は、安物の機械であるため精度が悪く、切断面の直角が出ない。

しかたなく、アングルを数㎜長めに切って、あとはハンドグラインダーで、手直し、



<組み合わせるための加工も、ハンドグラインダーにて>

たまに鉄で遊ぶと、いつも鉄の切粉が目に入り、眼科のお世話になっているので、
今回は、しっかりゴーグルを付けての作業、

しかし、その晩、目がウズキだしたのである。
ゴーグルまでして注意したのに・・・

寝れず、目の痛みにひたすら耐えていたが、夜中の2時、ついにギブアップ (*TωT)

一杯飲んでしまったオイラは、かみさんを起こし、眼科の緊急医を探して車を出してもらおうとしたのだが、
眼科の緊急医はなく、朝まで我慢することとなった。

なぜだか、
目医者の先生にレ−シックを受けた事を怒られてしまう。  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 19:45Comments(1)電動石臼製粉機自作

2010年03月21日

戸隠地質化石博物館その3

石はドロドロの熱いマグマから出来ている、
そのマグマの成分、固まるまでのスピードにより、石種を分類別していることは解るのだが、、、?

そんな事を常に気にしている石工職人ヤマグチは、今日も竹下先生のいる戸隠化石地質博物館へ出かけた。

では、今日のお勉強した事を、忘れない内に復習。



火山岩    (マグマが数日から数週間かけて固まり、柔らかい)

・流紋岩   白(ピンク)  
・安山岩   グレー(緑)  オイラが石臼を作る石  
・玄武岩   黒 



深成岩 (マグマが100万年かけて固まり、硬く、ピカピカ艶のあるお墓になる石)

・花崗岩   白(ピンク)  お墓の、白御影石
・閃緑岩   グレー(緑)  お墓の、中間色の御影石  
・班れい岩  黒       お墓の、黒御影石



<上高地産 北アルプスの激しい隆起によって、地上に顔をだした、140万年前に出来た世界で一番若い花崗岩>


そういえば18年前、高校で石の種類を教わったような、、、
そんな程度の地学の勉強を、現在高校生で教える意味ってないような...
でも、高校の地学で興味を持ち、更に地学を学ぶ人だっているだろうし。。。


そのほか竹下先生には、糸魚川静岡構造線、中央構造線についても解りやすく教えていただいた。
(説明が面倒なので省略)

竹下先生ありがとうございました。


竹下先生は、知識豊富で、ユーモアかつ落ち着いた気品があり、オイラより少し年上の先生だとばかり思っていたが、
実はオイラより3才年下であることが判明、
(先生、失礼しました)

だが、竹下先生は、この4月から、信州大学教育学部へ赴任し、
オイラみたいな素人を相手にしてくれない、偉い先生になってしまうのである。

だが、図々しいオイラは竹下先生に会いに、再びビッキーをお供に、信州大学教育学部への潜入を考えている。   

Posted by 石工職人ヤマグチ at 17:28Comments(0)石のはなし

2010年03月18日

カタチノマワリ

石工職人ヤマグチは、息子ビッキーをお供に、信州大学教育学部へ、
若い学生さんの多い中、中年オヤジと3才の息子は、当然場違いであり、
目立たないように、身を細めながら信州大学教育学部への潜入に成功!

今回の目的は、彫刻展覧会「カタチノマワリ」の観覧、



<潜入に成功したものの、展覧会ポスターの矢印をたどるが、会場にはたどり着けず、これも演出?>


展示会場は、校舎玄関から始まり、1~3階のエントランス及び教室、

一通り観覧したが、説明が聞きたくて、作者を捕まえることに成功。
この春から教壇に立つ先生の卵、真面目で知性あふれる原くん、

今回の展覧会は、信州大学教育学部、彫刻研究室が主体で、そこへ工芸研究室の生徒さんも参加しているとのこと。


次に、捕まえた作者の青年は、今時のイケメンの田村くん(3年生)と中村くん(2年生)

田村くんは、今どきの青年であり、作品も今どき、



<田村君の作品 墓地Ⅱ>


このようなインストラクション的な作品は、どのように観賞すればいいか田村くんに質問するも、
好きなように見て、感じて、楽しんでくれとの事、

視覚的に観賞するのではなく、あまり深く考えずに、空間に漂う雰囲気を感じ、楽しめればいいのかな?


石工職人ヤマグチは、美術の知識がないので、 田村君と中村君に、いろいろご教授いただきました。

ありがとう。

田村君の活動ブログ「土の床」 




今回のオイラのお気に入りは、以下3点
(オイラのお気に入りとは、多少お金を出してでも欲しい作品なのである)




<原くんの作品 「タヌキバヤシ」 15センチ程のタヌキが3匹、精密に可愛らしく彫られた作品>




<中村くんの作品「UNTITLE」ブロンズで、単純な造型ながらも、作り方に悩む>




<吉川さんの作品「春のようせい」素焼きのかわいらしい子供の胸像>





<北信彫刻展同様、ビッキーはアルパカさんに乗る(今回は作者の杉山さんの許可済み)>  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 22:02Comments(0)展覧会鑑賞

2010年03月15日

ハローワークさんがやってきた

二週間ほど前のこと、

工場で仕事をしていたら、スーツ姿の男性が訪ねてきた。
オイラは見るなり、お客さんではなく何かの営業だと直感、
そのスーツ男性の首から名札がぶら下がっており、 「ハローワーク」と書いてあった。

ハローワークさんから話しかけられる前に、オイラは、
「転職したいんだけど、いいところ紹介してくれない?」
挨拶代わりに軽く冗談、

ハローワークさんの目的は察しが付いたが、話を聞くと、
20代半ばで、石を加工する石工職人になりたい人がいて、
ヤマグチさんは、技能五輪にも出場して、腕のいい人だと聞いたので、
出来れば彼を雇ってもらえないか、、、

やはり察しの通りの話だった。

世の中、カッコイイ職業はいくらでもあるのに、なぜ石工職人に?
寺内貫太郎一家をテレビで見た世代でもない、20代男性がなぜ?と思いながらも、
※下記参照

ウチはオヤジと2人で精一杯、とてもじゃないけど、雇うことは無理だと丁重にお断りし、
(20代半ば、石工職人希望の方、ごめんなさい)

この業界で求人があるとすれば、元気のある墓石ブローカーで、
(仏壇屋・葬祭関係・異業種からの参入の墓石販売店)
今は中国から墓石がやってくる時代なので、現場職人か営業の仕事しかなく、
加工させてもらえる所はまずないと、今の墓石業界の状況を説明した。

その事は、ハローワークさんもごよく存知だった。

オイラは職人で、腕は良いが(自慢です)、商売が下手、
なので売り上げがよくない、
したがって、人を雇えない、
人を雇えないということは、後継者が育たない、
それは日本全国の腕の良い石屋さんに言えること、

今後、石工の技術、文化の衰退が目に見えている。

う~ん。。。どうにかしなければ、、、

いつの日か、小学生の男の子のなりたい職業ベスト5以内に、「石工職人」が入ることは絶対にありえないが、
石工の技術、文化を後継する人材が育ってほしい。

なんてことは、オイラが考えてもどうにもならない。

ただ、オイラは毎日 真剣に石と遊び、石工の仕事の楽しさを、ブログを通じて少しでもアピールできればいいかな。。。



    <これが寺内貫太郎>                  <こっちはオイラ>

寺内貫太郎一家について簡単に説明しよう、

寺内貫太郎一家とは、東京下町で石屋を営む一家の話、
1974年にTBSにて放送された、大人気ドラマ。
主人公は、小林亜星演じる、石工職人 寺内貫太郎、

寺内貫太郎は、昭和の頑固オヤジで、とても気が短く、喧嘩っ早い。

必殺技は、ちゃぶ台ひっくり返し。


同じ石工職人でも、ウチには、貫太郎以上に怖いかみさんがいるので、
オイラは、ちゃぶ台ひっくり返すような、度胸はない。  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 21:48Comments(2)石工職人のつぶやき

2010年03月14日

戸隠地質化石博物館その2

石工職人 ヤマグチは、石で出来ている地球の事がとても気になり、
先月もお世話になった、戸隠化石地質博物館へ、
「大地の不思議 地震編」の勉強会に参加してきました。



<玄関にある、ミンク鯨の骨格>

その昔、地震の原因は、大ナマズが地下で暴れるのが原因だと、本気で考えられていたらしいが、
仮にオイラが江戸時代の人間だったとしても、それは絶対に信じないであろう。



地震、それは地球が生きているからで、
誰もが耳にしたことがある「プレートテクトニクス」理論によるもの。
(説明が苦手なので省略)

地震について、各種実験あり、楽しい勉強会でした。



<地震による液状化現象の実験
ブログ初登場の娘と息子 ビッキーはお留守番>


オイラが勉強会に参加した本当の目的は、勉強会後の学芸員の竹下先生への質問、

墓石に使用する、中国産出の白御影石(白い花崗岩)と、インド産出のグレー系御影石、
水の吸収率が違うのはどうしてなのか実物の石を見てもらい、説明していただきたかったからである。

竹下先生によると、インドの石は大変珍しい結晶の並びで、
石の種類の判別もつかないとのことでした。

今日はあまり時間がなかったので、
石の吸収率の話は、 また後日ゆっくりお聞きしに行く予定です。  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 22:00Comments(0)石のはなし

2010年03月08日

製粉機自作その2

念願のギアモーターを手に入れたオイラは、
りんごのマークのPCにて、VectorWorksというCADソフトを使って、石臼製粉機作製のための図面引き。



<ビッキーはPCに触りたくてしかたない>

モーターで臼をグルグル回すだけなら、シャフトをかえして臼にモーターの回転運動をあたえるだけなのだが、
1回転に蕎麦の実を数粒供給する装置が、どうにも考え付かない。

普段お世話になっている製粉機メーカーさんの供給装置を見ているので、構造は解っているのだが、
自分で作るとなると、素材の選択、加工道具、加工能力を考えると、
どうにも供給装置の設計ができない。

面倒なことは後回しにするタイプのオイラは、動力部分ができたら供給装置の設計をすることにした。



<人に見せる為の図面ではないので、適当です>



<石臼の直径は、360φ(mm) 回転方向は 左回り>  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 22:43Comments(0)電動石臼製粉機自作

2010年03月05日

石にキズ

今日は3月初旬にしてはとても暖かく、
春を感じながら気持ちよく仕事をしていたのだが、

そんなオイラに、身の毛のよだつような、出来事が襲った。

なんと昨日から作製していた花立て(墓石の付属品)の石に、キズが入っていたのである。
(石は、茨城県産出、真壁小目石)



1日半の労力が無駄になり、
オイラはただキズを眺め、
眺めてもキズは埋まるものでもなく、
呆然と10分以上経過、

キズは本当に目を凝らして見ないとわからないのだが、
誤魔化して製品にするわけにもいかない、

なぜなら石も温度により膨張収縮し、キズか広がり、
またそのキズに水が浸透して凍結すれば、
石が真っ二つになることが目に見えている。



<写真ではわかりづらいが、キズがあります>


石のキズは地殻変動や地震などで、岩盤に圧力がかかってできた、
言わば「地球が生きている証」

石にはキズがあって当たり前、

なのでキズの有無を良く確認してから加工するのだが、
小さな(亀裂の幅の狭い)キズは、研摩後でないと発見は難しいのである。

あぁ~  悔しい・・・・ v(>w<)v





  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 22:40Comments(0)石工職人のつぶやき

2010年03月02日

オリンピック(技能五輪)

バンクーバー冬期オリンピックが閉幕し、
オイラはオリンピック選手から、たくさんの勇気と感動をもらった。

そんな感動をあたえるオリンピックとは分野が違うが、職人の世界にも「腕」を競うオリンピックがある。

その名も「技能五輪」

今日はオイラが出場した、技能五輪国際大会での経験、感じた事を書いてみようと思う。

オイラは高校を卒業後、家業を継ぐ気もないまま、親の言いなりで、愛知県岡崎市の石材店へ丁稚奉公に出された。

朝は兄弟子の部屋の掃除から始まり、
昼は職場で兄弟子にこき使われ、
夕方から職業訓練校に通い、
夜は、兄弟子からの説教。

そんな、相撲部屋顔負けの、上下関係の厳しい、職人の世界に飛び込んでしまったのである。

そんな厳しい(憎たらしい)兄弟子を見返すことが出来たのは、技能五輪であり、
技能五輪で兄弟子よりいい成績を収めると、兄弟子も大きな顔が出来なくなるのである。

そんな単純な理由で、オイラは技能五輪に打ち込んだ。

愛知県大会、全国大会を勝ち抜き、
ついに第33回技能五輪国際大会(フランス大会)石工の部へ出場することとなった。

詳細は山口石材店HPをご覧ください。

国際大会の半年前より、仕事の終わる5時から深夜まで競技の練習をした。
メンタル面で強くないオイラは、日の丸の重圧ってやつか、
常に心臓がバグバグしていて体調が優れなかった。



大会本番、やはり、世界の壁は高かった。
知識もなく、石の加工に重要な道具が無く、大会期間中にもかかわらず道具を調達し、どうにか時間内ギリギリに仕上げることが出来たのであった。


                <競技風景>


       <共に世界と戦った、日本選手団>

      
<現在の面影がまったくない、14年前のオイラ>


結果は12ヶ国中 7位。


優勝した韓国は、とにかく力の入れようが違う。
道具の量はオレの3倍以上、
しかも韓国のテレビ局がフランスまで取材に来るぐらい、韓国国内では技能五輪に感心を寄せていた。

韓国は、国を上げて支援しているが、日本は、企業内で育った職人が出場する、
そんなことでは、日本選手が世界相手に勝てる訳がない、

それはスポーツのオリンピックにも言える事。


日本は資源が無く、知恵と技能で高度成長した国、
現在では賃金の安い国に生産が移り、技術までもが海外に流失している。

日本政府は、あらゆるもの作りの「産業」の保護、発展を真剣に考えてもらいたいものである。

2012年には、技能五輪長野大会が開催される。
これからを担う、若い技能士の大会に、多くの国民が感心をよせ、応援したてもらいたいものである。
  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 21:31Comments(1)石工職人のつぶやき