石工職人　遊びの日記

オイラ、　ちゃんと出来るんだ　　って話でも。



石の加工が得意ですって肩書きを持っているオイラだが、石の加工は気が重い、

石ってのは頑固者のくせに几帳面っていう、面倒なヤツで、

（　そんなのを扱ってるオイラも石に似て面倒なヤツなわけで　）

とにかく、気が乗らないと石と本気で向き合えない。
　


今日は、普段遠い海の向こうの職人さんに頼んでいるお墓の竿石の頭の部分を、加工しなくてはいけなくなり、

何かしら目標を決めないとダラダラしちまう性格なので、仕上がりまでの時間を2時間半〜3時間を目処に。


10時30分　

墨出しして、





加工開始、





ダイヤモンドカッター　ダイヤモンドカップ　ダイヤモンドホイールを使ってひたすら加工、

久しぶりにきちんとした製品加工なので、電動工具使うのが なんか怖いわぁ。





<　途中お客さんが来たので15分中断　＞



11時45分です、　

研磨開始　

♯100 ♯200　♯400で、本磨きの下地づくり、




ちなみにアマゾンで買った、中国製の乾式研磨パッドを使用　。

（　乾式パッドとは　　　やった〜！　水使わなくていいのなんて超楽チンじゃん　っていう、　今から10年ぐらい前に石屋業界に普及した画期的なもの　）




12時15分〜13時15分　お昼休み。




さて、研磨再開　

♯800は、　ナニワ研磨工業 乾式曲面研磨用ダイヤモンドホイール　「　磨人　」　を使用、





（　中国製の♯800の乾式研磨パットは石が焼けるので、　絶対　使わない　）






その後　　♯1500　♯3000　は、中国製の湿式研磨パッドを使用、

（　乾式だとどうしても石が焼けるので、水を出しながらの作業。　　　♯800までしっかり磨けているので、適当に磨いても艶は出る　）


最後にバフをかけて完成！






で、　時は　14時30分、

なので、トータル作業時間は目標時間ちょうどの、2時間45分で仕上げた、

加工が1時間、　研磨が1時間45分ってところか、

そうだなぁ、　もうちょっと艶が欲しいが、　　まぁ、こんなもんか、

海の向こうの職人さんには加工精度は負けてないので、80点ってところかなぁ　。




今日は、　　

オラ、　たまに加工しても　出来るじゃんっていう、自惚れ話でした。






オイラ的に手研磨の手順はこれが一番合理的だという自信があるが、　でも実際どうなんだろうか　？　




  

オイラ、石を扱う仕事を生業としているのだが、頑固者のどうにも言うことを聞いてくれない、お硬い石を扱うのは大嫌い、

それにお外の現場仕事もチョイと、、

できたら、エアコンの効いた部屋で、テレワークが出来るお仕事がしたいと思っている、勘違い野郎のヤマグチ　、

そんななので、パソコン仕事がなにより大好物　。






お墓に彫る家紋、　　市販の家紋のデータがどうにも気に入らない、




葉脈が太かったり細かったり、　バランスも変だし、


Adobe Illustrator　を使って　、　葉脈を　、



作り直し、






いい感じに直したんだけど、　う〜ん、　ぱっと見そんなに変わってない、　

手間をかけたという自己満足でしかないのかも。　　






今、髪の毛を切りに来てるのだが、自粛後のせいか激混みでかなりの時間待ってる、

その間にこの家紋の訂正と、この日記も書けた。

そう、今日に限らず美容院の待ち時間って、オイラにとってはパソコン仕事がはかどる、とても有意義ないい時間なのだ。



  

　　
　　
えぇ　！！　　　今日から6月じゃん　、　なんでも、四国が梅雨入りしたそうで、今年は梅雨が早いのか？　


さて、なんか書かなきゃ。



そう、この世の中、万有引力の法則、慣性の法則など、さまざまな法則がって、

毎日朝が来て、　　晴れの後には雨が降り、　　毎年今時期にはカエルが泣き、　　自然の中にも何かしらの法則があり、

　
そして、オイラの部屋の法則は、





メジャーが集まりすぎるという、　不思議な法則　。


この世の中の現象は、すべて数式化することができると、アインシュタイン先生が仰っていたので、

このメジャーの集まる法則を計算式にしてみた。


メジャーが集まりすぎ　＝　dougubako , ni , katadukezu , heyani , motikonda , kara


いゃぁ、　　　数式にしたら、謎が解けた　。