2016年05月26日
ヤマグチ 木こりを志す
なんか書かなきゃ。
最近、『 何かして遊ぼう(作ろう)!! 』 って気力が無いので、
仕方なしに修理をしなければいけないモノの話でも。
訳があって、石工職人のオイラ、木こりを志す 。
なのだが、木こりに欠かせないチェンソーのエンジンがかからない、
それもそうだ、木を切る用事なんて、お墓の現場で年に一度あるかないか、
しかも、使ったら使いっぱなしなので、使いたい時にエンジンがかかる訳がない。
そんな時には荒技として、スパークプラグを外し、燃料を直接シリンダーの中に垂らし、エンジンをかけるのだ。
しかし、どうにもエンジンの調子が悪い、
1 エンジンがかかりづらい
2 アイドリングが不安定で止まってしまう
3 フケが悪く、高回転でエンジンが止まってしまう。
キャブレターが原因だとわかるのだが、チェンソーのキャブレターは汎用2サイクルのものとは構造が少し違うので、この症状を 『 検索 』
便利なもので、インターネット先生がいろいろ教えてくれる。
インターネット先生が仰るには、チェンソーのエンジンのフケが悪いのは、 キャブレターの燃料の調整と、キャブレターの中のダイヤフラム っていうゴムの部品が劣化しているのが原因らしい。
ってなことで、 分解!! そう、 このチェンソーは、二十数年モノなんだなぁ 。。。
やはり、ダイヤフラムが劣化して穴が空いてた
ダイヤフラム をインターネット先生に頼んで送ってもらった。
< こんな小さな部品をお手頃価格で送ってくださる、親切な方がいて、感謝 >
書くのが面倒になってしまった、 m(_ _)m
その後、燃料調整でチョイと苦労するも、無事にいい感じに仕上がりました。
おしまい。
2016年05月17日
クローラー交換
なんか書かなきゃ。
最近、『 何かして遊ぼう(作ろう)!! 』 って気力が無いので、
仕方なしに修理をしなければいけないモノの話でも。
お墓の現場仕事で、重たい石や、砕石、生コンを、文句一つ言わずに運んでくれる 『 運搬車 』
その運搬車の足であるクローラーが摩耗してツルツルで、
舗装してあるような現場ではなんの不都合もないのだが、
数日後に悪路の現場があり、そこでは絶対に足を取られてしまうので、クローラーを交換することに。
あぁ〜 冬場のヒマな時期に交換しとけばよかったぁ、、、
一昨年だったか、もう一台の運搬車のクローラーを交換したが、その時の段取りをまったく憶えてないや。
⇒ 以前の交換の様子
まずは ○ のナットを緩めるのだが、この裏側にも同じくナットがあり、
なのでフォークリフトで運搬車をジャッキアップ、 万が一を考えて軽トラの荷台に添えて。
内側のナットも緩めて、
運搬車を地べたに戻し、片側だけ 10cmほど浮かした状態で、古いクローラーを外して、新しいものと交換、
2年前にやったので、簡単に交換ができた 。
が、 しかし、
緩めたナットをまた締め付けなければいけない、これが大変だった、
仰向けに寝っころがって、スパナ片手に手を伸ばし、ナットを締め付ける、
うぅぅ、、、 キツイ 上腕二頭筋のトレーニングかよ 。
はい、 完成 。
古いクローラーといえば、
裂けて中のスチールワイヤーが見えてる、 よくここまで使ったもんだ。
2016年05月08日
楽しい仕事 ♪
山口石材店ではお墓以外にも、このような仕事も承っております 。
この素敵な作品は実はオイラ作ではなく、尊敬する彫刻家 小林亮介先生の作品で、オイラは石を磨いて(再研磨) 字を彫って 据付けただけなのだが、
とても楽しく仕事をさせていただきました。
< お墓の仕事がつまらなくて、やりたくないのではないです、なにとぞお墓の仕事もお願いします >
(≧人≦○)
2016年05月05日
石臼のメンテナンスⅢ その3
え〜っ と、
今日は、こどもの日でイベントをしている最中の博物館に、先日目立てをし直した石臼を納品。
本来、試挽きをして、オイラが納得してから納品するのだが、 今回は博物館さまにて、大豆を試し挽き。
< 大人が寄って集ってグルグル試挽き >
うん、 まぁまぁいい粉がでてる、
だがこれ以上粉の粒子が細かいと臼の溝の中で固まって、溝から出てこなくなってしまうので、ギリギリのところでいい感じ ♡
上臼の厚さ5寸、直径 尺一寸の臼は、子供がグルグルするには重たすぎるだろうが、
『 昔の人はこんなに苦労して粉を挽いたんだ 』 ってことで 。
おわり
2016年05月02日
石臼のメンテナンスⅢ その2
昨日、『 石臼のメンテナンスⅢ その1 』 と 題した日記を書いたのだが、どういう訳か消えてしまった、
今日はその続きの話。
先日、博物館から預かった臼の上臼、
赤線部分が高い、
原料を入れると上臼が浮き上がり、子供の力でも軽く回すことができるが、いい粉にはならない、
ここからが今日の作業、(昨日から)
上臼の芯穴を埋める、
中心がとてもズレてるので、軸を新調することにした。
< 臼を回す時、取っ手方向に力がかかり、中心からズレて穴が大きくなってしまったのだ。 >
下臼の木の軸にφ20×45mm 穴あけ。
上臼の勾配を取り直し、今までの溝が無くなりツルツルに、 (下臼も勾配を取り直したが、写真が無い) 中心にφ20mmの軸穴空け。
臼の主溝は6分割、その型紙をプロッタで作れば楽チンだわぁ!
目立てをして、 下臼の下場に回り止めの溝と、取っ手を付けて、新たな軸を取付けて、
完成!!
今回は擦り合わせをしていない、石が軟らかいので、使っているうちに擦り合わせが取れるだろうから。
そう、 試挽きをしないとなぁ。。。