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石工職人ヤマグチ
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長野市にて山口石材店を営む石工職人、
なんちゃって彫刻作家として活動。
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2016年12月19日

一人石拾い

先日書いた話の  球顆流紋岩 (きゅうかりゅうもんがん) の産地 ( と思われる )、安茂里の方に用事があり、

あまり時間がなかったが、チョイと足を伸ばして、裾花凝灰岩が露頭しているところへ行ってみた 。






コンクリート壁の向こう側へ行くと、ベージュ色の崖が崩れた岩や礫がゴロゴロしていて、

目ん玉石  か  仏頭石がGetできたらラッキーかも、なんて思いつつ、時間もないので簡単に辺りを見回して、







縞模様が特徴的な、 『 流紋岩 』  を Get  。





ウチに持って帰り、観察、  割れた面に光沢がある、( 黒曜石とまではいかないが )






この 『 流紋岩 』 マグマの成分や固まる時のわずかな環境の違いによって、黒曜石になったり、球顆状になったり、瑪瑙やオパールになったりするらしいのだが、

う〜ん、   不思議だ 。

マグマから石になる過程を見てみたいものだ。












裾花凝灰岩層とは、

今から600〜700万年ほど前に海底で起こった大噴火の際に噴き出した火山灰や、岩石などが降り積もってできたもので、
流紋岩質~デ-サイト質の凝灰岩、凝灰角礫岩、火山角礫岩、溶岩などを主とした地層で、
長野市三才付近から麻績村付近まで連続的に分布し、最大層厚は2000mをこえる。 

( ネット情報をオイラなりにまとめてみた、なので信憑性に欠ける。 )
  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 20:07Comments(0)石のはなし