プロフィール
石工職人ヤマグチ
石工職人ヤマグチ
長野市にて山口石材店を営む石工職人、
なんちゃって彫刻作家として活動。
オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

2016年12月15日

球顆流紋岩 (きゅうかりゅうもんがん)

  



4〜5年前、息子が石のお宝探しに夢中になり、我が家に 『 第1次ストーンハンティングブーム 』 が到来、

だがすぐに息子のお宝熱も冷め、我が家のブームも去り、、、



そして最近、石のお仲間ができてオイラの中で 『 第二次のストーンハンティングブーム 』 が再燃し、このところの日記のネタには困らなくなった。








その第一次ブームの時に拾ったお宝がこちら   ↑ 

勝手に 『 目ん玉石 』 と、命名した石で、犀川との合流地点から数キロ下流の千曲川で拾った。 

オイラ的にすごい貴重なお宝に違いないと思いつつ、そのうち詳しい人にどんな石なのか聞いてみようと思ったまま、今に至る。







最近になり、上 写真の小さい石を、戸隠地質学博物館の学芸員さんに、どういった石なのか鑑定してもらい、(石仲間にお願いした)

そして写真の大きい石を、先日行った、フッサマグナミュージアムの学芸員さんに鑑定してもらった、



その結果、どちらの石も 『 球顆流紋岩 (きゅうかりゅうもんがん) 』 

珍しい石なのかといえば、  あるところにはあるし、  無いところにはない、  とのこと、







先日、千曲川で拾った仏頭石だが、これをネットや本で調べてみると、これも 『 球顆流紋岩 』 



< ↑ 先日拾って磨いた仏頭石 ( 球顆流紋岩 )  >




< ↑ 何年か前に石好きのおじさんにいただき、オイラの宝物になってる仏頭石 ( 球顆流紋岩 ) >






どうやらオイラは 『  球顆流紋岩 』 が好きなようだ 。






『  球顆流紋岩 』  を調べてみた。  

石英質の多いマグマが急速に固まり、その時に鉱物が球状に集合してできたもので、

球顆の部分は、固まる時の温度と圧力によって、瑪瑙であったり、オパールであったりするらしい。

(ネットの情報を自分なりにまとめてみたが、信憑性に欠ける)


 


ここ最近知った、石の話でした   。














『  長野県地質学図 』  と  『 長野県の鉱山と鉱石 』  

どちらもお仲間から本を頂戴しました、  ありがとうございました。

  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 19:12Comments(0)石のはなし