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石工職人ヤマグチ
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長野市にて山口石材店を営む石工職人、
なんちゃって彫刻作家として活動。
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2019年08月17日

石を加工して遊んだ話

  
  
  
「石屋さんは、お盆は忙しいんでしょ?」  よく質問されるのだが、

石屋 = お墓 = 墓参り = お盆 の 連想なのだろうが、 残念ながらそれは大外れで、

そう、墓参りをしている墓地で石屋が工事してたらそれってダメでしょ?

( お盆にお墓参りに行って、花立が壊れていたなどの仕事がお盆過ぎには舞い込むので、盆過ぎはチョットだけ忙しくなる )

さて、そんな暇なお盆に仕事をして遊んだ話でも 。 



知り合いの石屋さんから、「 石の加工を教えてよ 」 って前から言われてて、

う〜ん、 オイラ、 石の加工よりもパソコンでなんかする方が好きなんだけどもなぁ〜

じゃぁ、お盆の暇な時に、石をかまって遊ぶか ってことになり、






ビシャン仕上げで一石五輪塔を作りたいとのことで、その型紙を作成 。

昔は型紙作成は、差し金とペンを使い、ボール紙に罫書きをしてからハサミやカッターで切ったものだが、

今ではCADで製図したものをボール紙にプリントアウトなので、いい時代だぁ 。




< 最近、日記を書くのが面倒で、、写真を撮るのも面倒で、写真がないが >


6寸角×16寸 ( 18cm×18cm×48cm )の石に、型紙を用いてマッキーで墨出しをし、

( 昔はお正月の門松を拝借して、竹で墨サシを自作して、それで石に墨出しをしたもんだが、マッキーでの墨出しは楽チンだ )

それからオフカットとボーリングで石を粗取りをし、その後はひたすらハンドグラインダーで加工、



<作成途中>




形が完成し、ビシャンをたたき始めたがタイムオーバーで、作業はここまで 。


いゃぁ〜 ムズカシイ 石が小さすぎ、    なんで一石五輪塔なんか作りたいって言ったんだ ?

でも、楽しかった〜



一応、オイラは石屋ですって話でした。







  

Posted by 石工職人ヤマグチ at 21:27Comments(0)石屋のお仕事