2016年06月22日
たまには生業としてる仕事の話でも
え〜っと、 オイラのこのブログサイトの検索でとても多いキーワード、
『 長野市山口石工 』 う〜ん、、、 チョイと違うんだなぁ 。。。
できたら検索は、 『 長野市山口石材店 』 もしくは 『 石工職人ヤマグチ 』 で、 お頼申します 。
たぶん、同じ人がしょっちゅう検索してるようなので、いっそうのことブックマークに登録して〜 。
早いもので、今年も半分が過ぎてしまった、
そして今月も半ば過ぎ、何か書かなければ 。
最近は、仕事をしてるか怠けてるかのどちらかで、遊びの日記に書く内容も無いので、オイラの生業としている本業の話でも。
困ったことに、最近では 『 墓じまい 』 なんてことが流行っているようで、 世の中お墓なんかいらないって風潮らしく 、、、
だからか? オイラのご飯のオカズも一品少ないような 。。。
それに伴うことなのか?
新規でお墓を作るの仕事が少なく、最近ではお墓の改修工事(リフォーム)の仕事が多くなってきたような 、、、
当然ながら、新規でお仕事を頂く方がありがたい、
しかし墓所の改修工事(リフォーム)は、オイラの腕の見せ所なので、嫌いな仕事ではない。
< 左 before 右 after >
お墓のリフォームとはこんな感じ、お石塔はそのままでお墓の囲( 外柵 )の部分を新しくする場合が多い。
なぜなら、昭和50年代初頭まではお石塔はピカピカに磨いた花崗岩なのだが、外柵は地元の安山岩を用いたものが多く、(一概には言えないが)
40年経った現在、安山岩の外柵が劣化してボロボロになり、外柵部分のみ新しくする方が多いのだ。
ピカピカに磨いた硬い花崗岩(御影石)のお墓だって、40年も経てば、水垢などで汚れてしまう、また経年劣化により磨きの艶も落ちる、
せっかくリフォームするのだから、お石塔だって奇麗に掃除してやりたい、
そう、 キレイにするとオイラも気分がいいし、なによりお客さんに喜ばれる ♪
ってことで、お客さんへの見積に記載してない 『 墓石クリーニング 』 を、 気分次第でしてしまう、石工職人ヤマグチ 。
墓石専用洗剤を使えば、一発で水垢が落ちてキレイになるのだが、なんせ酸性が強すぎて石の表面を焼いてしまい、現状以上に艶が冷めてしまうので、
オイラは一手間かけて 『 再研磨 』 するのだ。
石の研磨は、 ♯80 ♯200 ♯400 ♯800 ♯1500 ♯3000 バフ と、徐々に粒度の細かい砥石に替えて磨くのだが、
手動での研磨が面倒なので、ここは自動研磨機にて、
自動研磨機は ♯80 で 『 場 』 を作り、それから本格的な磨き作業となるのだが、 ♯80での 『 場 』作りはかなり石を削ってしまうので、
ここはチョイと危険を伴うが裏技を使い、♯200 からの研磨するのだ。 ( 危険とは 石の角を飛ばしてしまう可能性がある )
はい、ここは同業者の方必見!! ( どうも、オイラの日記の大半は、同業者が見ている らしいので ♡ )
お石塔の正面は、字が彫ってあるので、石膏を流し込んでから研磨、
ちなみに、再研磨はとても手間がかかり、普通に見積もると良いお値段になりますので、オイラの気分次第でのサービスとなります。
今日は、山口石材店の宣伝でした。
Posted by 石工職人ヤマグチ at 22:30│Comments(0)
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