現場にて

石工職人ヤマグチ

2016年11月03日 20:05

  
 
 


運搬車   ↑ 

お墓の現場で、土やら砕石やら重たい石を運んでくれる、頼もしい機械、

こいつはオイラが小学生の時にはあったので、30年選手の中年おじさんマシン、

重たいものを30年も運んでるので、チョイチョイくたびれているので、マメにメンテナンスをしているのだが 、



現場にて、

エンジンを始動し、クラッチを繋げるも、     んん?   数センチしか動かない、

なんでだ?  

いろいろやってみるも、どうやっても数センチしか動かない、

ギアーが入らない?  トランスミッションが壊れたか??

いゃ、ギヤーボックスに入るシャフト ( プーリー ) が回っていないから、ギヤーの関係ではなく、それ以前に問題があるに違いない、

機械のガワタを何枚か外したところ、  あら、やっぱり、  シャフトとプーリーを止めるネジがない、そしてその中にあるはずのマシンキーも無い。


『 いゃぁ〜 弱ったなぁ〜  』  口ではそう言いながらも、  内心では、お墓の仕事より大好きな  機械いじりができる ♡



その部分の部品を外して状況を見ると、シャフトが磨耗で痩せて、プーリの穴にブカブカ、 それらを新しくしなければいけないなぁ 、


そんなことより、今すぐ部品を調達してこなければ、今日の仕事ができないどころか、機械をウチに持って帰ることもできない。


さて、マシンキーはどこに売ってるのだろうか?

自動車整備工場にならあるだろうが、現場のそばに知ってる整備工場はないし、

そうだ、近くの金物屋さんは除雪機を売ってて、確か整備もしてたから、そこならあるに違いない 。



あった !

だが、7mm角×200mmと長いものを、必要な長さに自分で切って使うタイプのもので、お値段は結構高くて、    ざるそば大盛りに更に天ぷらが付けられる     値段、

金物屋さんで機械を借りて25mmの長さに切って、そしてワッシャーとボルトも購入。









直し終わり、ガワタを元の通り付けようとしたところ、





あら、   マシンキーが        ここに落ちてたわぁ  、   天ざるそばの大盛りが    。。。









マシンキー とは、



たかが  、  ↑  こんな部品 

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