黒曜石なのだが

石工職人ヤマグチ

2018年10月14日 17:58

  
  
今日もお宝発見 !

現場の通路の砕石の中から、

  『 黒曜石 』 を  。  









黒曜石といえば 、、、

オイラ小学校6年生の時(だったか?)

日本史の授業で、大昔の人は黒曜石の石器を使ってたんだよー   黒曜石はこんなのだよー  って教科書に載ってて、

えぇ!  オイラ  黒曜石落ちてるところ知ってる !!

それは近所の神社で、早速拾って翌日、担任の吉○先生に見せたところ、

  「 おぉ〜   こ、 これは、  黒曜石だ !  どこで拾ったんだ!! 、」    

その日の夕方から、その神社にはお宝を求めに小学生が押し寄せたのは遠い昔の話で 、



そう、この話にはオチがあり、



最近、( 最近と言っても10年以上前だが ) 近所の神社でその黒曜石を拾った、

久しぶりにお目にかかったその黒曜石は、      なんと、、  黒曜石じゃない    

 『 高炉スラグ 』  じゃん  。







 ↑  ネットでいくら探しても、神社にある黒曜石に似てる高炉スラグの情報(写真)がなくて、、、 それに近いものを、どこかのネット通販さんの写真をチョイと拝借 、神社にあるものは限りなく黒に近い緑色 。  >



いつ聞いた話か、また正しい情報なのかわからないが、 その昔( オイラの中では勝手に戦後すぐぐらいと思ってるが ) 神社の土地を整地するにあたり、○田鉄工所から鋳物の型に使った砂をもらってきたと聞いたような・・・?  

鋳物でスラグができるのか解らないが、とにかく近所の神社の黒曜石は、偽物の人工物だったのだ。






さて、話を戻そう、







お墓の現場で拾ったのは、

う〜ん、、、      なのか自信がなくなってきた  。










そう、今、我が息子小学6年のビッキーがこの石を見て、 「 神社でニセモノを拾ったのか?  」  

Σ(゚Д゚;) ギクッ

息子よ、 なぜ神社のニセモノを知っているんだ  。。。



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