身近な芸術作品
身近な芸術作品、それは「みぐさい靴」
「ガムテープを無駄に使うんじゃないよ」
バァさん(オイラの母親)が、子供を叱りつけていた。
ウチではバァさんが子供を叱る事は、日常茶飯事、
なので特に気にとめることもなかったのだが、
その無駄に使ったガムテープがやってきた。
10才の娘の足元に、シンデレラの硝子の靴とは正反対、
原始人も履かないような「みぐさい靴」が。
※みぐさいとは、「みっともない」という意味、長野県の方言
「みぐさい靴」 それを見て、オイラは大爆笑、
それにしても、感心、ガムテープで靴を作るとは。。。
娘に「みぐさい靴」の作り方をご指導していただいた。
1 広告の紙をまず足に巻き、
2 その上からガムテープをグルグル巻き、
3 脱げるように上部に切り込みを入れる、
4 完成
笑いという感動を与えてくれた「みぐさい靴」は、オイラの中では芸術作品、
なわけないか。。。
確かに資源のムダだが、こういう子供の自由な発想は、もの作りには大切なこと、
子供には、オイラの逆鱗に触れない範囲で、もっと自由に、笑わせてくれる芸術作品を作ってほしいと思う。
娘はその後「みぐさい靴」で外で弟と鬼ごっこ、
言うまでもなく、バァさんに、しこたま怒られた。
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