運搬車のエンジンを直した

石工職人ヤマグチ

2018年03月04日 15:17

  
  
  
オイラにかわって、現場で文句一つ言わずに重たい石を運んでくれる 『 運搬車 』 、

オイラが義務教育を受けてる頃にはウチにあったので、30才過ぎの中年で、さすがにくたびれてる、

昨年の夏からどうにも調子が悪く、現場でたまにエンジンがかからなくなり、だがしばらく放っておくと普通に動いてみたり、そんなことが何度か、

そんな気分屋の機械で、万が一 石の運搬途中に止まってしまったら大変だ !

危険すぎるので、その後はこいつより数年早く買ったアニキにあたる運搬車を使うようにしていて、

あれから数ヶ月、そろそろこいつの面倒でも見てやらんじゃぁ 。





え、、 どうやってもエンジンがかからない 、

エンジンの不調でまず初めに疑うのは2つ、キャブレターかスパークプラグ、

そこで、プラグを外して始動( セルモーター )するも、火花が弱い、とにかく弱すぎる、

これはプラグ本体の寿命か、火花の元となる電磁コイルの寿命のどちらか、

プラグをかえてみたが、症状は改善せず、、、

はい、これはイグニッションコイールの寿命で間違いないでしょ !

さて、修理 ♪





< Before >






石屋のくせに、道具はいろいろ持ってます、 プーリー外しでフライホイールを外したいのだが、 はずれない、しっかり固着してる  。






黒い部品が今回交換するイグニッションコイル、コイルは外したがこの電気の線を外すには、






駆動ベルトを外したり、油圧ポンプ類を外したり、イグニッションモーターを外したり、  かなり面倒だ 。





写真 左 新品のイグニッションコイル    右 新品のイグナイター  

ずいぶん前、機械屋さんに、「 この部品は貴重品だから、持っておいたほうがいいよ 」 アドバイスをいただいたので手元にあり、

部品を交換して、バラしたものを元に戻して、




< AFTER >


はい、  修理完了!


2時間弱の作業時間でした、  無事にエンジンも始動 !!

  
楽しかった〜        おしまい  。









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